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森山 泰行のWebサッカー教室 第6回 キック編 インフロントキック

応用範囲の広いキックだ

インフロントキックは、野球でいう変化に富んだカーブボールをけることができるキックです。
けり足のつま先をボールとグラウンドの間に差し込むようにしてヒットさせ、円を描くようにしてけり足を振りぬいていきます。
スピード、高さ、ボールの曲がり具合など、変化に富むボールをけられるので、コーナーキックやフリーキックをはじめとするセットプレー、中・長距離のパス、センタリングのときなど、その使用頻度は高く応用範囲の広いキックです。

インフロントキックの連続写真と動画をごらんください。

今回はこの3つの連続写真から体の動き、バランスのとり方などを解説しましょう。

(1)
前傾姿勢でボールの斜め後ろから助走を開始。
(2)
軸足は、ボールの横にヒザを十分に曲げてしっかり踏み込む。その際、軸足のつま先、上体は正面に向け、ヒザを柔軟に使う。
(3)
けり足は甲を伸ばし、つま先をやや外側に向けてテイクバックし、円を描くようなイメージで振り出していく。インパクトは、けり足の親指あたりでボールをよく見てボールの中心よりやや下の部分をキックする。
(4)
両腕を前後に上げてバランスをとる。
(5)
フォロースルーもけり足の足首を固定した状態で、円を描くように振り上げる。

それでは、もうすこし細かくチェックしてみましょう。

このキックは前回までのほかのキックとは異なり、ボールの中心をけってはいけません。インパクトのポイントから説明していきましょう。

ボールを回転させてカーブをかけるには、ボールの中心よりやや外側のやや下に、けり足の親指のつけ根あたりを、ヒザを支点にしてけり足をシャープに差し込むようにして振り下ろすのがポイントです。
軸足を踏み込む位置は、ボールの斜め後ろになります。

これは、円弧を描くようなけり足の振りのために必要な位置だからです。
軸足を中心にした水平円運動をまじえて足を振るために、助走は斜め後ろから行います。

右足でキックすればボールに右回転がかかりますが、その回転力をさらに強めるのが軸足を中心に円を描くようにけり足を振り抜く動作です。

内側からけり足を外に回し、腰を残してフォロースルーでまた内側に入ってきます。


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