構え→ステップ→スイング→インパクト→フォロー
(1)前足は単にかかとを上げるのではなく、つま先を地面に着けていることで、体重が徐々に後ろ足に移るように調整します。
※もし、かかとを上げるタイミングが早かった場合は、いつでも戻せる状態です。
(2)ピッチャーの投球モーションによっては、前足がつま先立ちの状態でタイミングを計らなければならない状況もあります。
※こんなとき、つま先まで全部上げるとバランスをとることが非常に大変になります。
(3)基本は、前足のかかとから上げて、徐々に体重を後ろ足に移すことです。
(4)ステップを踏み出して前足を着いてからは、すぐにスイングが始まり、一気にフィニッシュへ到達します。
※その間、約0.3~0.4秒程度です。途中の細かいことは意識する間もないでしょう。
(5)短い時間に後ろ足に移った体重を前足に移し、前足を踏ん張って腰を回転させ打撃の衝撃を後ろ足で受けとめます。
(6)フォロースイングへとバットを振り抜きます。
※特にスイングからインパクトまでの前足と後ろ足の使い方が重要ですが、最終的なフィニッシュの状態でそれが良かったか悪かったかをある程度判断できます。
(7)フィニッシュの状態で、後ろ足のつま先が投手方向へ向きます。
(8)後ろ足のかかとが充分上がっていること。
(9)前足はステップで踏み込んだときの足の向きで、踏ん張っている状態が良いと言えます。
(10)このフィニッシュの状態をイメージしてスイングすると足の踏み替えが、スムーズに良好な状態で行えるでしょう。