先回までで捕球→ステップ→送球を説明してまいりましたが、これらをワンセットとしてとらえ、流れるような一連の動きをしてこそ正確ですばやい内野手の守備となります。それでは、さまざまな守備範囲の想定の中から各ケース別に解説していきましょう。
(1)両足で小刻みにステップし、左足のつま先を打球方向に向ける
(2)左右の打球はクロスオーバーステップをして、低い姿勢で追う
(3)捕球が正面に入らなければ片手で捕球する
(4)グラブをすばやく引き上げながらボールを握り替える
(5)右足を送球方向にワンステップして送球
(1)捕球と同時に左足をふむ
(2)グラブを下から上にすくうように捕球する
(3)グラブをすばやく引き上げながらボールを握りかえる
(4)右足を送球方向にステップしてから送球
(1)右足を前にして、右足のつま先を打球方向に向ける
(2)左足を一歩出し、つぎの右足でターンして一塁方向にまわる
(3)ちょうど打球の勢いでまわるようにしながらボールをにぎりかえる
(4)右足は一塁方向にステップして、左足はひらいて投げる